- 女性なのにあごひげが生えてきちゃった!なんで!?
- あごひげって男性みたいにひげそりや脱毛で対処すべき?
この記事では、そんなお悩みを抱えるあなたの疑問に答えます!
鏡を見て、口元にヒゲがあったらショック・・・
メイクしたい気持ちも半減しちゃいそう。
部長、どうしたらいいの〜?
あごひげが生えると、ご自分の自信まで失ってしまう方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、「ただ、脱毛すればいい」わけでもないのです。
そこでこの記事では、「女性のあごひげ」について、生える理由と安全な処理方法を解説いたします。
精神的にもつらい女性のあごひげを、今日からやさしく改善していきましょう。
女性にあごひげが生えるのはなぜ?
あごひげが生える女性は、幅広い年代にいらっしゃいます。
なかには、男性の濃いヒゲのような、太くて長い毛が生える方も多いですよね。
まずは、その理由を探っていきましょう。
口周りの毛は性別に関係なく生える
そもそも、ヒゲの有無に関係なく、顔には無数の毛が生えています。
顔の毛穴は、なんと20万個もあるのです!
ちなみにワキの毛穴は、一般的に両ワキを合わせて3,000〜4,000個と言われていますので、顔のほうがはるかに多いとわかりますね。
また、生まれつき体毛が濃い・薄いの個人差があるため、なかには「生えてはいるけど体毛が見えにくい」人もいます。
反対に体毛が濃い方は、口周りの毛も自然に濃くなる可能性が高いでしょう。
そのため、ほかの部位でも毛が濃い方は、ひげに見えても実は濃い産毛かもしれません。
あごひげが生えるのはホルモンバランスの乱れかも
しかし、産毛ではなくあごひげだった場合には、ホルモンバランスの乱れも原因として考えられるでしょう。
そもそも私たちは、体内に女性ホルモン・男性ホルモンの両方を持っています。
性別にかかわらず、男女両方が各ホルモンを持っているのですね。
一般的に女性の体に含まれる男性ホルモンは、男性の10分の1と言われています。
しかし、どの女性にも男性ホルモンは含まれており、その量によって体調や見た目に変化をもたらしているのです。
なかでも、男性ホルモンの一種である「テストステロン」には、筋肉や骨の成長を促進したり、思春期の男性が声変わりするのを助けたりする機能があります。
そして「ヒゲやムダ毛を増やす作用」があるのもテストステロンに含まれる機能のひとつ。
つまり、女性ホルモンの量が減り、男性ホルモン(テストステロン)の量が増えると、女性でもあごひげが生えてくる可能性があるのですね。
個人差があるため、どのタイミングで女性ホルモンが減り、男性ホルモンが増えるかは明確には語れません。
しかし、一般的には以下の時期で起こりやすいと言われています。
- 不規則な生活が続くとき
- 精神的に大きなストレスを抱えているとき
- 太ってきたとき
- 妊娠中や産後
- 更年期になったとき
「上司に怒られながら、必死に働いている会社員の人」「勉強や部活に追われる学生さん」など、幅広い年代の人に起こる可能性があるんだね〜。
では、女性ホルモンが減り、男性ホルモンが増えるとは、具体的にどんな状態になるのでしょうか?
ひょっとしたらあごひげ以外にも、気になる不調が出ているかもしれません。
よろしければ、ご自分でも確認してみてくださいね。
女性ホルモンの減少で起こる不調 | 男性ホルモンの増加で起こる不調 |
---|---|
・生理不順 ・のぼせや冷え性 ・頭痛やめまい ・イライラしやすい ・不安感や悲しい気持ちが増える ・感情のコントロールが難しい など | ・体毛が濃くなる ・髪の毛が薄くなる ・皮脂が増えて、ニキビができる ・声が低くなる ・性的衝動が増す など |
男性ホルモンの増加は見た目でわかる部分も多いため、気づきやすいでしょう。
しかし、あごひげが生える女性は、あごひげの対処だけでなく、ホルモンバランス全体の不調改善にも取り組む必要があります。
上の表を見て、気になる不調が何個もあった場合には、一度お医者さんへ相談してみるのがおすすめです。
女性があごひげを処理するには脱毛以外にどんな方法がある?
あごひげが生える原因を知ったところで、ここからはあごひげの具体的な処理方法を見ていきます。
各処理方法のデメリットも合わせて紹介いたしますね。
まずは、脱毛での処理を改めてチェックしてみましょう。
脱毛サロンに行く・光脱毛器を使用する
「あごひげが生えた=脱毛サロンにいけばOK」と思いつく女性も多いでしょう。
「あごひげの対処法」をネットで検索すると、やはり脱毛サロンをおすすめするサイトが無数に出てきます。
それだけ信頼のある対処法だとわかりますね。
また、脱毛と一口に言っても、その種類はさまざま。
代表的な脱毛方法はこちらです。
種類 | 方法 | 回数目安(顔) | メリット | デメリット |
---|---|---|---|---|
医療レーザー脱毛 | レーザーを肌に照射して毛根の発毛組織を破壊する | 5回程度 | 効果が出るまでの期間が短い | ・熱い ・焦げ臭い ・痛みを感じる場合もあり |
光脱毛 (IPL脱毛) | 毛根に強い光を一瞬だけあてて組織を破壊する | 6〜12回程度 | ・濃く太い毛に効果があり ・医療レーザーよりも広範囲を一度に施術できる | ・薄い毛だと効果を感じにくい ・痛みを感じる場合もあり |
光脱毛(SSC脱毛) | 抑毛効果のあるジェルを塗り、その上から光を当てジェルの効果を促進する | 12回〜18回程度 | ・痛みを感じにくい ・1回の施術時間が短い | ・すぐに効果を感じにくい ・ジェルが冷たい ・日焼けすると施術不可 |
光脱毛(SHR脱毛) | 表皮に近い組織に熱を当て、これから生える毛を抑制する | 15〜20回程度 | ・日焼けした肌や白髪や金髪にも施術できる ・痛みを感じにくい ・毛周期に関係なく施術が可能 | 扱いのあるサロンが非常に少ない |
脱毛っていろいろあるんだね〜。
回数は、医療レーザー脱毛が最も少なく、SHR脱毛が最も多いのかあ。
即効性が高いぶん、肌に感じる刺激は「医療レーザー脱毛」が一番強いみたいだね。
そして、脱毛サロンといえば「数十万円のローン契約」「何度も通う必要がある」場合が多いですよね。
そうなると、金銭的にも余裕を持てず、通えない方もいらっしゃるかと思います。
原因の項目でもお伝えしたとおり、顔の毛穴数はワキよりも多いため、脱毛サロンでは10回以上の施術を推奨しているところも多いです。
そこで、昨今では家庭用の「光脱毛器」も販売されており、自宅で手軽に脱毛をおこなえるようになりました。
とは言え、こちらも国内メーカーの製品では数万円〜10万円程度と、試してみるにはちょっぴり勇気が必要な価格……。
そのため、脱毛サロンや光脱毛器でのあごひげ処理は、あくまでも「時間とお金に余裕がある人」向けの対処法と言えるでしょう。
カミソリでそる
カミソリは多くの女性が使用していらっしゃいますよね。
顔用のものでおこなえば、あごや口周りも処理できます。
価格も数百円程度ですし、ドラッグストアやスーパーの生活用品コーナー、コンビニエンスストアなど、どこでも購入できるのが特長です。
お風呂でそのまま使って洗える点も管理がラクで、脱毛サロンの次にはカミソリを検討する方も多いでしょう。
ただし、カミソリにもデメリットはあります。
- 太い毛をそると、毛穴が目立って反対に濃く見えてしまう
- カミソリに負けて、肌が傷つく可能性がある
- カミソリに菌が繁殖して、肌トラブルになる可能性がある
- 人によっては週に1〜2回程度はそる必要がある
カミソリは手っ取り早い方法ではあるものの、肌へのダメージや処理回数を考えると、あまりおすすめとは言えません。
毛抜きで抜く
カミソリが苦手な方の場合は、毛抜きも考えていらっしゃるかと思います。
毛抜きはピンセット状で、1本ずつ自分で毛を抜いていく仕組みです。
100円ショップでも売られているので、とにかく安いのが嬉しいポイントですよね。
そして、一度抜けば、毛が次に生えてくるまでの数週間はあごひげに悩まされなくて済みます。
一方でデメリットはこちらです。
- 毛の数が多いため、目立つ毛のすべてを抜き終えるまで時間がかかる
- 毛の周期は1本1本違うため、抜いても別の毛が絶えず生えてくる
- 無理やり肌から毛を抜くことで、埋没毛や肌の炎症につながる
毛抜きは最も安く処理できる方法ですが、反対に肌を傷つける可能性も非常に高いと言えるでしょう。
毛抜きについては、こちらの記事でも詳しくお話ししています。
フェイスシェーバーを使う
最後に、フェイスシェーバーです。
フェイスシェーバーは、男性用のひげそりをイメージされる方も多いかもしれませんね。
しかし、そんなことはありませんよ。
女性用の可愛らしいデザインのものも多く、顔・からだ用と用途別に販売されています。
値段も数千円程度と、学生のおこづかいでも買えそうな価格帯ですので、チャレンジしやすいでしょう。
肌が乾いた状態でも、カミソリのようにスムーズに毛をそれますので、使用場所をえらびません。
たしかに、小さくてポーチに入れて持ち運びができるタイプもよく見かけるかも!
また、フェイスシェーバーは刃が直接肌に当たらない構造のため、肌を傷つけにくい特長が挙げられます。
反対に、フェイスシェーバーのデメリットで考えられるのはこちら。
- 深く毛をそれないため、カミソリで処理するよりも早く毛が伸びてしまう
- 処理するときの音が気になる
処理中にシェーバーの音が鳴ってしまうのは、ちょっとだけ気になる方もいらっしゃるかもしれません。
それでも、外出先でふと見つけた毛を素早く処理できるのは嬉しいですね!
脱毛を利用せず安全にあごひげの悩みを改善する方法
では、これまで紹介した処理方法の中で、もっとも安全にあごひげを処理できるのはどれでしょうか?
ヒゲジョ歴10年の私がおすすめするのは、やはり「フェイスシェーバー」です。
フェイスシェーバーは、カミソリや毛抜きよりもお値段はかかるものの(数千円程度)、脱毛と比べたらはるかに安いですよね。
また、肌への負担を考えると、刃が肌にふれない点はとても大きいです。
ただし、フェイスシェーバーだけではまたすぐにあごひげが生えてくるでしょうし、結果的に処理回数が増えて肌への負担も少なからず発生してしまいます。
そこで、私は「フェイスシェーバー」と一緒に、ムダ毛ケアができる「保湿ローション」を使って、肌を傷つけずに自己処理する方法にたどりつきました!
実はあまり知られていませんが、多くの脱毛サロンでも、保湿ケアをおすすめしています。
脱毛後は、肌が炎症を起こしやすくなっているため、脱毛した部分の保湿が非常に重要です。
(一部省略)
また、保湿によって皮膚を柔らかく保てば、埋もれていた毛が出やすくなって脱毛効果が向上します。保湿には、お手持ちのクリームやローションをお使いください。できれば敏感肌用のローションや乳液を使うのが良いでしょう。
引用:ミュゼプラチナム
安全と言われる光脱毛でも、肌のアフターケアは脱毛効果を高めるうえでとても大切なことなのですね。
また、保湿だけでなく、ムダ毛ケアもできる「クリーム」や「ローション」も多く販売されています。
自分の肌に合うものをえらべば、「自己処理だけであごひげを抑えられる」可能性も高まるでしょう。
私も、これまでいくつもの保湿ローションやクリームを試してきました!
あごひげの処理方法にも長年苦戦してきましたが、この方法が自分には一番合うと確信して続けています。
私が使ってよかった保湿ローションの評判や口コミについて、こちらの記事にまとめました。
もしあごひげの対処法に困っていらっしゃるなら、まずは「フェイスシェーバー」と「ムダ毛ケア用の保湿化粧品」の2段使いを試してみてはいかがでしょうか?
正しいあごひげと産毛のそり方も紹介しています。
あごひげに悩む女性はあなただけではありません!もう悲しまなくて大丈夫!
この記事では、女性にあごひげが生える理由とおすすめの処理方法を解説してきました。
【この記事のまとめ】
- あごひげが産毛ではないなら、ホルモンバランスを見直そう!
- あごひげの処理には「脱毛(光脱毛器)」「カミソリ」「毛抜き」「フェイスシェーバー」がある
- 安全にあごひげを自己処理するなら「フェイスシェーバー」+「ムダ毛ケア系の保湿化粧品」をセットにするのがおすすめ!
「女性なのにあごひげが生えて困っている」お悩みは、周囲にも言いにくいですし、個人差があることなので、なかなか共感もしてもらえませんよね。
しかし、あごひげの悩みは周囲に伝えていないだけで、一人で苦しんでいる方が本当に多いのが事実です。
もちろん、私もそのうちのひとり。
また、女性のひげに関する情報だけを発信しているサイトは少なく、調べても共感を得られないことが多くありました。
そこで私は、あごひげなど「ヒゲに悩む女性」に、少しでも明るく前向きに、自分と向き合って自信を取り戻してほしいと感じ、この記事を書きました。
私もこのサイトをきっかけに、自分のヒゲときちんと向き合いたいと思っています。
なかには「一時的でもいいから、あごひげをどうにかしたい!」と感じる方もいらっしゃるでしょう。
しかし、ご自分を傷つけてまで無理やり処理するのは、肌だけでなく心まで悲しくさせてしまいます……。
せっかくここまで読んでくださったのですから、私は皆様と、あごひげを安全にやさしく改善していく「ヒゲジョ仲間」になりたいです!
皆様のちいさな頑張りを私は心より応援しております!
ヒゲジョな自分と丁寧に向き合って「人前でも堂々とできる私」を取り戻しましょう。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。